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ゼミ連絡用


by m-seminar

5月8日課題

三嶋一子

229ページ9行目から

以下、筆者はこの三人の日記など史料をテキストとして、世代の違いを観察の焦点として、そこから台湾知識人が戦争時期の対応態度とナショナルアイデンティティの傾向を分析する。
# by m-seminar | 2012-05-12 10:42 | レジュメ(平成24年度入ゼミ生)

5月8日課題

皆川真里江
228ページ 一番最後の行から

各種の日記について詳しく考慮したことを通して、本文を選択したテキスト及びそれに相関する資料は次の通りである。
筆者は、老、中、青、三世代の台湾人を可能な限りとりいれて分析のサンプルとする。本文が指摘する、老、中、青の三世代とは、生まれた時代、成長時期に受けた教育と経験の特殊な時代の経験区分の依拠とする。林獻堂は日本統治以前に生まれ、大清帝国の統一を受けたことがあり、受けた教育は漢文を主としていて、成長時期に日清戦争の巨大な変化に出逢い、壮年には半植民地政治社会運動を指導した。呉新栄は日本統治後に生まれ、日本統治政権が落ち着いている段階に成長し、新旧二種の教育の薫陶を受け、その上、大正デモクラシ-の時期の状況を目撃したことがある。葉盛吉の成長過程はちょうど日本軍国主義の高揚時期で、受けた教育は、日本の近代教育が主で、彼の青年期にはちょうど太平洋戦争にぶつかっていた。三世代の成長背景と人格形成にはかなりの差異がある。
# by m-seminar | 2012-05-10 11:17 | レジュメ(平成24年度入ゼミ生)

5月8日課題

山本美優

P227 上から5行目

 この時の宣伝の重要なポイントは「英・米鬼畜」「大東亜共栄圏」、また日満中を中心とした共存共栄体系と、道義を持って基礎となした大東亜新秩序の建設であり、英・米・仏・蘭といった西方勢力のアジアにおける圧迫と支配を駆逐した。
 本文はこれから皇民化運動、戦争協力、戦争宣伝の三方面から戦争体制下での台湾知識人の対応態度とナショナルなアイデンティティの変化を調べる。
# by m-seminar | 2012-05-08 23:43 | レジュメ(平成24年度入ゼミ生)

2012年5月8日(火)課題

モリユカです。今日は先生のお土産とコーヒーおいしかったです。多謝多謝!


228ページの先頭~同ページ8行目
 
 周婉窈の日本統治時代末期の研究は、特に「ジェネレーション」の概念に言及しており、青年期に共通して時代の激烈な変化を経験したグループは、あるインプレッションを帯びているとしている。次に挙げられるのは、彼の研究が近代の学校教育もまた社会の均質化の重要なメカニズムでもあり得るとすることである。それ故、彼女は1920年代から1930年代には人格が形成される青年期を過ごした。1937年から1945年、戦争及び歴史が大きく変化したのを経験したこの世代の人々を戦争世代と称している。筆者もまた、このことが注意に値すると考えており、日本統治時代末期における台湾人のナショナルアイデンティティを分析する時、異なる政権の統治下における青少年の成長経験・教育・学習の過程・重要な歴史事件・時代の痕跡もまた、サンプリングの際に考慮に入れる。
# by m-seminar | 2012-05-08 17:00 | レジュメ(平成24年度入ゼミ生)

4月24日課題

P225下から6行目から    市川周吾


戦争に対して、勝利するために植民地台湾も全面動員されるのを余儀なくされた。日本の学者の近藤正巳の研究は総督府当局はこの戦争で応じるため、台湾で進行した人の心と人民人命を動員し、人身動員を示すのは皇民化運動であり、すなわち人力と人命は皇民奉公会などの戦争動員体制を指しているのである。その最終目標は台湾人を戦場に行かせることを促すこと。もしギデンスの枠組みで理解されるならば、戦争動員体制は資源戦であり、皇民化運動は日本のナショナリズムを強化し、つまり、さらに戦争宣伝の側面にも観察を与えるべきだ。
# by m-seminar | 2012-05-05 21:42 | レジュメ(平成24年度入ゼミ生)