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ゼミ連絡用


by m-seminar

10月9日課題

2012年10月9日 三澤ゼミ課題
日本大学 中国語中国文化学科 0410026 皆川真里江
教科書の役割、とは?
◎中国の教科書に書かれている中国人から日本人へのイメージ
=日本人は加害者であり侵略者である
(軍国主義的な拡張政策を展開し、夥しい災厄をもたらした、と記述される)
◎台湾人から日本人へのイメージ
 =加害者、侵略者としての日本人と評価できる日本人の両立
 (日本を眺めるレンズそのものが世代ごとに異なっていて、一概には言えない)
 ※日本人による台湾統治を直接受けた世代と、その後世では全然見方や感じ方が違う
◎日本人から中国人へのイメージ
 =中国人は自分たちの正当化ばかり考えている
◎日本人から台湾人へのイメージ
 =教科書に台湾に関する記述はほとんどなく、よくわからない
考察
・中国の教科書による義務教育では日本にとって悪い面ばかり指摘されているため、日本に対する見方が偏ってしまう?→知識人は違う見方ができるのではないか?
・中国は愛国主義を徹底させようと圧力をかけているが、教科書の内容よりもメディアにより大きな影響を受けている。
・日本人は台湾人のことをほとんど知らない。
・台湾=親日とメディアは言うが、それに関しての記載はなく、はっきりとは言えない。
結論
教科書の役割とは「事実上あったことの確認」でしかない!!
→しかしそれも絶対正しいとは言い切れない。(実体験もリアリティもないから)
そのため人々は教科書で語られている事実としての歴史を一定の距離をおいて見ている。
メディアで実際に起きていることの映像などが流れると、教科書のように目で見る事実だけでなく、耳でリアルタイムの情報を手に入れることができるからより強い影響を受ける。
日中間→教科書による影響はあまりない。日台間→教科書による影響はない。
※日本、中国、台湾は、互いに負の部分も知るべきである。
by m-seminar | 2012-10-22 00:03 | レジュメ(平成24年度入ゼミ生)