人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ゼミ連絡用


by m-seminar

6月5日課題

247P下から8行目   市川周吾


4月下旬林献堂は新聞報道からソ連軍がベルリンに攻めてきて、日記の中で「あぁ、ドイツはここから滅亡し、好戦的な国は、その結果はまさにかくのごとしなり。何とも戒むべきではないか。ドイツの失敗に対し、感嘆するけれども、さらに好戦的な日本したのではないか!5月初め、ベルリンは攻撃され陥落し、ヒトラーは戦死し、ムッソリーニはミラノで死体をさらされ、林は再び「あぁ、好戦的な指導者、その結果はこの通りであり、なんと慎むべきことかな。」と感嘆し、そして兄弟でドイツ、イタリアのことを論じ合い、深く日本帝国の将来に憂慮を感じた。5月20日、林献堂は霊山寺で信者に対し仏法の講義をし、講題は「煩悩無尽誓願断」であり、突然ドイツ、イタリア、日本の発動した戦争の例を言った。
by m-seminar | 2012-06-12 10:59 | レジュメ(平成24年度入ゼミ生)