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「クロスステッチ」
三澤ゼミ合宿 3年 湯 佳せい
 
 クロスステッチとは☓印の縫い取りを布に並べることにより図案を表現する刺繍である。中国では大ブームとなったクロスステッチの魅力を伝えていきたいと思います。

●クロスステッチの始まり、特徴
古代ビザンチン時代に、イタリアを経てヨーロッパから全世界に広がったという古い歴史を持つ刺繍です。図案がマス目状に表現されるため図案通りの形で☓を描くようにすれば比較簡単に図案通りの形を指すことが出知るため初心者や子供みの取り付きやすいのです。


●作り方
作り方は至って簡単です。ただ☓の形を作ればいいだけです。ただ一つだけ注意すべきは、/と\、どちらが上に来るかが揃うように刺します。ある時は/が上、ある時は\が上、というのではいけません。
●魅力
クロスステッチはいろんな場所で使えます。何気ないものにクロスステッチを加えただけで一気におしゃれに感じることもある。中国のヤオ族はクロスステッチによる刺繍が得意で、赤い毛糸で作る襟飾りや藍染めのターバンなどの民族衣装は、高度な技術と芸術性を備えています。ズボン一本に1年以上かけることもある緻密で豪華な刺繍は、女性たちのステータスとなります。私がクロスステッチを始めたのはお母さんの影響でした。母は手先が器用で暇があればセーターやマフラを編んだり、大きなクロスステッチを作っていました。やがて、私もクロスステッチに興味を抱き、教えてもらいました。クロスステッチは初心者向けで、とても簡単でした。最初の時はすぐに飽きてしまい全く続きませんでした。しかし、やっていくうちに自然と靭帯強くなり、楽しめるようになります。今となっては私にとって欠かせないものとなりました。趣味でありながら最大な癒やしである。クロスステッチを始めて、私は目標を決め、そこに向かうプロセスがいかに重要だということや、辛抱強く努力すれば必ず結果がでるということを気づかせてくれました。
# by m-seminar | 2014-08-26 05:56 | レジュメ(平成26年度入ゼミ生)
流れ
① 接収前、台湾人は台灣の独立を夢見ていた
  接収後、台灣人に人材はないと否定される
② 国民政府の動向
  漢奸の摘発
③ 台湾人の抵抗
  台灣民衆の自発的群衆組織の誕生
④ 台人の奴隷化指摘→抵抗 王白淵の発表
⑤ 「中国化」の強要
台湾人の体験
 ナショナリズムの角度から見ると、戦後初期の台湾人は祖国を以て共同体の想像の対象とし、中国のナショナリズムの情熱を抱くようになった。文化と政治面からみると、中国のすべては最高の落ち着き先のようであり、文化面では、台湾人は中国と同一の血縁、または、同一の文化があると考え、政治面では、同族の統治に帰属し、台湾人は再び抑圧を受けなく、主人になれると考えた、しかし、期待は外れることになったのだ。祖国政府が台湾に到着後のさまざまな施政と思惟は、日本の殖民統治政権とまるで同じであった。政治上では、人事任用、国民の参政権、憲法施行と自治等の問題を含めて、中国政府はすべて深刻な政治差別と差別待遇を持っており、台湾の外省官僚が抱く優越感はきわめて高かった。祖国政府は台湾人に、「奴隷化」非難を加え、台湾人の心性の堕落と能力が欠乏していることを考え、「精神汚染」と「排外思想」、およびに「日本化からの脱却」な名を以て、「中国化」を高らかに謳い、祖国文化の優越な偉大さを称え、「新文化運動」、「祖国化運動」、「新生活運動」を発動させ、台湾人の学習と改造を要求した。 それから、祖国政府の「奴隷化」の説は台湾人の自尊心を激しく犯し、台湾の魂を傷付けた。 「奴隷化」の非難は外在する「日本化」を完全に非難するだけでなく、さらに、台湾文化と台湾人の性格の中にある奴隷心、水準の低下、能力などという根本の性質をも非難した。1946年後半から、台灣社会は極めて不安な雰囲気を醸し出し、社会問題が次々と浮上したのである。
<コメント>
この章では、日本に解放された1940年代の台灣を客観的な立場から描いたものである。歴史的事実を以って、中国に光復した台灣が国民政府による差別をうけ、傷つけられたことを忠実に表したのである。かつて日本人に対して向けられた「台湾は台湾人の台湾である」という主張が、今度は中華民国に対して向けられる。こうしたギャップが二・二八事件で爆発する。ポストコロニアルの議論で支配/被支配の関係が意識形態そのものまで従属化された点や国民政府と比較し、台湾人の抵抗として意外にも日本統治期を高評価したという点も興味深かった
# by m-seminar | 2014-08-26 05:54 | レジュメ(平成26年度入ゼミ生)
夏季課題:「ひまわり学生運動」
三澤ゼミ合宿課題 湯 佳せい
●ひまわり学生運動
 2013年6月21日、馬英九政府は突如中国と「両岸サービス貿易協定」に調印したことを発表した。その不透明な協定に国民の疑問の声が高まる中、馬英九政府は一方的に協定の審議を打ち切り、強行採用した。3月18日の夜、学生の不満が頂点に達し、国会に突入、占領した。学生たちは国会占領23日後に立法院の王金平院長の「両岸協議監督条例が総成果されるまで、サービス貿易協定の審議を行わない」という提案を受け、退去することを発表した。

<原因> 30秒審議、協議が不透明な「ブラックボックス」
     強行採決
     馬英九政府による経済不振への不満、反民衆的行為への不満
     「サービス貿易協定」により、台灣中小企業へのダメージ
     若者の雇用問題

<目的> 「サービス貿易協定」の見直し
     民衆主義のアピール
     
<効果> 世界的な注目により数社が台灣若者の採用を拡大
     中国香港で民主化を要求する声が上がった
     世界各地(特に中国)に台灣は中国の圧力に負けたりしない、征服
     されたくない民意をアピール

<感想> ひまわり学生運動の表面では「サービス貿易協定」を問題としたが               実は民衆化、政党の見直しが今回の学生が最も改善してほしい本題ではないでしょうか。たしかに、中国と「サービス貿易協定」を結ぶことで台灣の中小企業がダメージを受けることは免れない、しかしながら、この協定を結ぶことで台灣は市場を拡大することができ、それに伴って競争が激しくなり、技術が向上でき、生産性が上がる。そうすることで莫大な利益を得ることができる。台灣の学生が主張することばかりでなく、メリットもしっかりあるのだ。私は本当に声を大に批判しなければいけないのは30秒審議や強行採決する民主化を無視する馬英九政府の方だと思います。いつまでも本題ではない「サービス貿易協定」を話題にしているから中国大陸メディアに批判されることになると思います。なぜなら、中国は台灣とこれからも良好な関係を築きたい、市場を開放したいと思い協定を結ぼうと考えたのにまさか台灣に反感を買われるとは思いもしません。なので、両国の友好関係や市場開放のために「サービス貿易協定」は結ぶべきだと考えました。

参考資料 
揺れ動く台灣市民社会「ひまわり運動」が浮上させた「多数」の意味
                            若林 正丈
# by m-seminar | 2014-08-26 05:52 | レジュメ(平成26年度入ゼミ生)
8月26日三澤ゼミ課題②『自発的隷従論』
中国語中国文化学科 3年
湯 佳せい
① 支配者は1人が望ましい
  性善説から生まれる敵から守る心→ 支配者に服従する
  自然によって、いかなる悪徳にも超えることの出来ない限界がある

② 自由→人間は全く欲しくない
  隷従への執拗な意志
  自由への愛は自然ではないと深く根を下ろす
  仲間意識→隷従意識

③ 三種類の圧制者
  民衆の選挙、武力、家系の相続→さほど変わらない
  自発的に隷従する理由は教育と習慣
  自由を捨て、支配者の言いなりになる
  自由を放棄し、自発的に悲惨な境遇を受け止める
# by m-seminar | 2014-08-26 05:51 | レジュメ(平成26年度入ゼミ生)
2014年8月26日(火)~28日(木)
ゼミ合宿課題「『日本人は民主主義を捨てたがっているのか?』レジュメ」
3年 山田果歩

『日本人は民主主義を捨てたがっているのか?』想田和弘
岩波ブックレット、2013年11月

現代に生きる日本人にとって、民主主義は生まれた時から意識せず手にしていたもの
 →日本の政治体制は、これからも民主主義なのか?という疑問が生まれた
現在、日本の政治体制は民主主義とは逆の方向に進んでいる
 →これには、そうした政治家の動きを許している私たち主権者の責任があるはずだ

<第一章 言葉が「支配」するもの―橋下支持の「謎」を追う>

なぜ橋下氏が支持されるのか、筆者には理解が出来ない
 :筆者にとって橋下氏は実績もビジョンも一貫性もない危険な人物
・橋下氏の支持者は橋下氏と「よく似た言動」を使用する
  →自ら思考することなく、橋下氏に思考、行動を支配されている
 ※政治家によって提唱された言葉が民衆の思考を左右する例は多い
  →タイミングよく提唱され、リアリティをもって民衆の感情を動かしたから
  →橋下氏の言葉は、人々の感情を揺り動かすポイントを掴んでおり、「感染力」がある
  →人々の「感情を統治」しているために、論理的綻びが問題にならない
・インターネット、記者会見を用い日々新たな「記事のネタ」を提供する
  →橋下氏の情報は膨大な量となり、メディアを席巻する
・橋下氏支持者と批判者の間では共有するリアリティが違うため分かり合えない
  =リアリティある言葉に頼ってきたツケ
新たな言葉で民主主義の価値を提唱し、形骸化した民主主義概念を再定義する必要がある

<第二章 安倍政権を支えているのは誰なのか?>
2012年、自民党が再び与党になり、改憲に向けた準備が進んでいる
自民党の唱える「新しい日本」:
 「国民の基本的人権が制限され、個人の自由のない、国家権力がやりたい放題できる、民主主義を捨てた全体主義の国」
 改憲案は国や社会が個人の人権よりも重視され、恣意的に拡大解釈が可能
  ・第十三条:「公共の福祉に反しない限り」→「公益及び公の秩序に反しない限り」
  ・第二一条:表現の自由を「公益及び公の秩序」により制限することができる
  ・第九七条:「基本的人権の永久の信託」 → 削除
  ・第九九条:憲法が規制する対象が国家権力から国民へ
  ・第九章「緊急事態」の新設

こうした改憲案がインターネット上に公開され、誰でも閲覧できるにも関わらず、マスコミはほとんどこれを取り上げていない
 ・安倍総理が質疑で憲法学の大家の名前を知らなかったことが報道される
   →筆者はTwitter上での安倍総理非難へのリプライから、安倍総理擁護論に共通する
 「内閣総理大臣」への「ハードルの低さ」を読み取る
   →「首相は庶民と同じ凡人でよい」イデオロギー
    ※「人はみな平等」という考えとの同一視が生み出した?
主権者が楽な方へと流れた結果、政治家のレベル低下を受け入れるようになった
 「民主主義」という型でなくその意味をきちんと確かめ、すり替えを防がなければならない

<第3章 「熱狂なきファシズム」にどう抵抗するか>

こうした「民主主義の危機」にも関わらず、2012年の衆議院選挙の投票率は59.32%、2013年の参議院選挙は52.61%
 →人々は抵抗も協力もせず、無関心なままファシズムの台頭に手を貸している
「熱狂なきファシズム」
  安倍政権も静かに改憲することを目論んでいる(安倍政権のよく採る手法)
人々は政治に対し、主権者ではなく「消費者」となっている=「消費者民主主義」
 →しかし、我々は政治に対し、主権者として責任を負う必要がある
対策:「わーわー騒ぐ」こと
 筆者は映画監督として選挙を扱った映画を撮る際や上映する際に、不当な検閲を受けた
  →選挙や政治について語ることをタブー視する雰囲気こそが問題
    抗議することによりそれらは撤回された
「憲法とは、たとえ文面がそのままでも、そこに保障されている権利を主権者が行使しないのであれば、実質的に力を失っていく」
リスクや苦労を厭い妥協せず「不断の努力」で闘うことが大切!
 
<まとめ>
 私たちは日頃、「民主主義」の中にいることを当然として受け止めている。
 しかし、その民主主義の型の中身が今変えられようとしている。
 この「民主主義」の危機に、私たち主権者は、耳触りの良い言葉に流されず、無関心にならず、妥協せず、「不断の努力」で立ち向かう必要がある。
 さもなくばその被害と責任を追うのは私たちであり私たちの子孫である。
# by m-seminar | 2014-08-26 00:46 | レジュメ(平成26年度入ゼミ生)